UCAM-CF20FBBK レビュー:Windows Hello(顔認証)専用カメラとして◎

｢毎回パスワードを打つのが面倒｣

｢ノートパソコンに顔を近づけるのが大変｣

パソコンの起動や､Chromeのパスワード自動入力の都度､ログインパスワードを打っていませんか｡
あるいは､ノートパソコン内蔵カメラにぐいーっと顔を近づけていませんか｡

私の場合､後者でした｡顔認証(Windows Hello)に対応してはいるものの､認識距離が遠すぎて､毎回エヴァ初号機のような格好をしていました｡

 UCAM-CF20FBBKなら､顔を向けるだけで認証できます｡

今回､スムーズな顔認証のためだけに UCAM-CF20FBBKを購入して､狙い通りの結果を得られたので共有します｡
約6000円で､認証時のストレスを大幅に軽減できました｡

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顔認証ビフォーアフター

そもそも､私のパソコンDellの｢XPS17ちゃん｣は､Windows Hello(Windowsの顔認証機能)に対応しています｡
そのため､UCAM-CF20FBBK導入前からパスワードの入力はせず､この顔認証を活用していました｡

まず､私のPCデスクです｡ノートPCはサブディスプレイ的に使っています｡

内蔵カメラから顔までの距離､76cmほど｡

導入前

以下､Windows Helloで認証する時の姿勢です｡

XPS17ちゃんの名誉のために言っておくと､普通にノートパソコンとして使用するならなんの問題もないです｡
サブディスプレイ的に使うとなると､顔までの距離が遠すぎて､エヴァ初号機のような姿勢を強要されていました｡

導入後

 UCAM-CF20FBBK導入後は､目線をちらっと向けるだけで認証できるようになりました｡

ログイン時はもちろん

• パスワードの確認
• クレジットカードの自動入力

の都度､認証が必要なため､顔を向けるだけでよいのは想像以上に楽でした｡
もう､元には戻れません｡

内蔵カメラがWindows Hello非対応でも､導入可能

お使いのパソコンの内蔵カメラがWindows Helloに非対応でも､ OSが対応しているのであればUCAM-CF20FBBKを導入すれば､使えるようになります｡

確認方法と設定方法をお伝えします｡

導入可能かの確認方法

OSが対応しているかの確認方法は以下｡

1. Windowsボタンを押す
2. ｢サインイン｣と入力して候補｢サインインオプション｣を選択

サインインする方法､に顔認識(Windows Hello)があって｢カメラがありません｣的なエラーメッセージが出ていれば､OKです｡
Windows Hello対応のカメラさえ追加すれば､使えるようになります｡

設定方法

設定は先ほどと同様の手順でサインインオプションを開き､設定に従って顔を登録するだけです｡

私の場合､Windows Hello設定済みだったので､パソコンにつないだだけで使えるようになりました｡

UCAM-CF20FBBKの概要

UCAM-CF20FBBKについて､最低限の情報を紹介します｡

最大の特長は､Windows Hello対応であり､約6000円で購入できること｡
Windows Hello対応のWebカメラとしては､最安値です｡(20240706時点)

購入前に確認しておくべきこと

UCAM-CF20FBBKはWindowsHello専用カメラとしては間違いなくオススメです｡
ただ､購入前に以下の点を確認しておきましょう｡

画質･マイク性能には期待しない

外付けのカメラとは思えないくらい､画質は悪いです｡
イメージとしては､2~3万のスマホあるいはひと昔前のiPhoneの､インカメくらい｡

比較用に､XPS17ちゃんの内蔵カメラ｡｢ポート全部USB-C｣とかイキったことをしてるくせに､カメラの性能が○ソ悪いことで有名｡
後ろの文字を比べるとわかりやすいかも｡
この内蔵カメラよりは､まだUCAM-CF20FBBKのほうがマシです｡
が､正直50歩100歩｡目くそ鼻くその差です｡

ちなみに､収録につかっているInsta360 Linkだとこんなにキレイ｡
これは4万5千円もするチートカメラなので､比較するのはかわいそう｡

Zoomで録ってみました｡

なんでマイクつけたの?ってレベルです｡

個人的には実用に耐えないかな､と｡

設置場所

どこに置くのかを確認しておきましょう｡

私は掃除のしやすさを意識してノートパソコンの上に置いています｡

XPS17ちゃんのベゼル幅(画面の縁)は6mmと狭いですが､画面に干渉せず設置できました｡

こんな感じで設置します｡

ディスプレイに挟むというより､引っかけるって感覚です｡
土台+ケーブルの重さで後ろに引っ張られて､安定しています｡

顔認証時の楽さを優先するなら､机の上に置くのもあり｡
メインディスプレイの下に置くと､顔を向ける必要すらなくなります｡

パソコンに設置する際の後ろ側がそのままスタンドになります｡

滑り止めのゴムがついているので､最低限の安定感はあります｡

ただ､固いケーブルがかなり圧をかけてくるので､置き場所によっては理想の角度で置けず､そっぽむいてしまいます｡

本体に両面テープを貼るか､配線を整理するか等の工夫が必要です｡

パソコンとの接続方法(USB-A)

忘れがちですが､パソコンと接続するためのUSB-A端子が余っているかも要チェックです｡
USB-Aは､これです｡昔からある､一番スタンダードなやつ｡

私の｢XPS17ちゃん｣は､ポートがUSB-Cしかありません｡
(｢攻めててカッコイイ｣と購入時は思いましたが､時代を先取りすぎてて不便でしかありません｡)

なので､Ankerのハブをかましています｡おかげでむしろUSB-Aの端子は余っている｡

ケーブルが固い&長い

おそらく直置きに対応させるためですが､ケーブルが長いです｡
ノートPCの上に設置した場合､間違いなく余ります｡

以下､赤い矢印と赤い線で､ケーブルを示しています｡

そして､固いです｡
ケーブルがいちいち突っ張ってきて､設置を邪魔します｡

重力に逆らうくらい固いので､ジェットコースターのコースみたいにして遊べます｡

本体と直接繋がっているので､ケーブルを交換することもできません｡
配線整理が趣味の私としては､ケーブルが余る&固いのは結構なストレスです｡

Windows Hello専用機ならUCAM-CF20FBBK一択

UCAM-CF20FBBKは､Windows Hello対応のWebカメラとしては､最安値です｡

一応､他も調べてみましたが､エレコムのUCAM-CF20FBBKが､選択肢として間違いありません｡

約6000円の投資で､顔認証のストレスから解放されませんか｡

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